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2026/03/26

来場者アンケートのデジタル化を進める5つのステップ

イベントや展示会で来場者アンケートを実施したいけれど、紙での運用は集計が大変。回収率も低く、結果が出るまで時間がかかる。そんな課題を抱える主催者は少なくありません。

この記事では、来場者アンケートのデジタル化を進めるための具体的な方法と成功のポイントを解説します。すぐに実践できる内容ばかりですので、ぜひ最後までご覧ください。

来場者アンケート デジタル化とは?基本知識

来場者アンケートのデジタル化とは、従来の紙のアンケート用紙をスマートフォンやタブレットで回答できる形式に移行することです。QRコードやURLを使って、参加者が自分の端末から簡単にアクセスできる仕組みが一般的でしょう。

この方式が注目される理由は、回収率の向上と業務効率化にあります。紙のアンケートでは平均的な回収率が10〜20%程度ですが、デジタル化によって30〜40%まで改善した事例も珍しくありません。

さらに、集計作業が自動化されることで、従来は数日かかっていた集計作業が数分で完了します。データはリアルタイムで確認でき、イベント開催中でも参加者の反応を把握できるのが大きなメリットです。

デジタル化が求められる背景

来場者アンケートのデジタル化が急速に進んでいる背景には、いくつかの要因があります。まず、スマートフォンの普及率が90%を超え、年齢層を問わずデジタルツールが身近になったこと。

次に、主催者側の人手不足が深刻化していることも挙げられます。アンケート用紙の準備、配布、回収、入力といった一連の作業には想像以上の工数がかかるもの。デジタル化によってこれらの工数を3分の1以下に削減できれば、限られたスタッフで質の高い運営が可能になります。

また、環境配慮の観点からペーパーレス化を推進する企業・団体が増えているのも理由の一つです。

紙とデジタルの主な違い

紙のアンケートとデジタル化したアンケートの違いは、回答のしやすさと集計スピードに集約されます。紙の場合、記入に時間がかかり、来場者は立ち止まって筆記具を探す必要があるでしょう。

一方、デジタルアンケートならQRコードを読み取るだけ。移動しながらでもスマホで回答でき、所要時間は平均2〜3分程度です。回答データは即座にデータベースに蓄積され、Excelやグラフで可視化できます。

コスト面でも差が出ます。印刷費や用紙代、配布・回収の人件費を考えると、中長期的にはデジタル化の方が経済的です。

来場者アンケート デジタル化の具体的な方法

ここからは、実際に来場者アンケートをデジタル化する手順を順番に見ていきましょう。初めて取り組む場合でも実践しやすいステップに分けて説明します。

ステップ1:アンケート設計と目的の明確化

まずは、何を知りたいのかを明確にすることから始めます。来場者の属性(年齢・性別・居住地)、満足度、興味を持ったコンテンツ、改善点など、目的に応じた質問項目を設計しましょう。

質問数は5〜10問程度が目安です。多すぎると回答率が下がり、少なすぎると得られる情報が限られます。選択式を中心にし、自由記述は1〜2問に絞るとよいでしょう。

ステップ2:デジタルツールの選定

次に、どのツールを使うかを決めます。代表的な選択肢としてGoogleフォーム、SurveyMonkey、Typeformなどが挙げられます。無料プランで始められるものも多く、QRコード生成機能も標準装備されています。

選定のポイントは、使いやすさとデータ出力形式です。集計結果をExcelやCSVで出力でき、グラフ表示できるツールを選ぶと後の分析がスムーズになります。

ステップ3:アンケートフォームの作成

ツールが決まったら、実際にアンケートフォームを作成します。スマートフォンでの回答を前提に、画面が見やすいレイアウトにすることが重要です。

  1. 質問文は簡潔に、1問1画面が理想
  2. 選択肢はタップしやすいボタン形式にする
  3. 必須項目は最小限に抑える
  4. 完了画面で「ありがとうございました」のメッセージを表示
  5. テスト回答を繰り返し、スマホでの操作感を確認

作成後は必ず複数人でテストしてください。実機で確認することで、意図しない表示崩れや誤タップに気づけます。

ステップ4:QRコード・URLの設置と告知

フォームが完成したら、QRコードとURLを生成します。QRコードは受付、会場内の主要な場所、配布物、スライドなど、来場者の目に触れやすい場所に設置しましょう。

「アンケートにご協力ください」といった案内文とともに設置すると、回答率が約20%向上するというデータもあります。告知の際は「所要時間2分」など具体的な時間を示すと、参加ハードルが下がります。

デジタル化を成功させる3つのポイント

来場者アンケートのデジタル化は導入するだけでは不十分です。ここでは、効果を最大化するためのポイントを紹介します。

回答率を高める工夫

デジタル化しても、回答してもらえなければ意味がありません。回答率を高めるために有効な施策は以下の通りです。

  • 回答者に抽選でプレゼントを用意する
  • 受付時にQRコードを印刷したカードを配布
  • スタッフが直接声をかけて誘導する
  • 会場内の複数箇所にQRコードを設置
  • スマホに不慣れな方向けにタブレット端末を用意

特に効果的なのは、インセンティブの設定です。「抽選で景品が当たる」といった特典を用意すると、回答率が従来比で1.5〜2倍に伸びるケースもあります。

データ活用を前提にした設計

集めたデータをどう活用するかを事前に考えておくことが重要です。来場者アンケートのデジタル化によって得られる情報は、次回のイベント企画や集客戦略の貴重な材料になります。

たとえば、年齢層別の満足度を分析すれば、ターゲット層ごとにコンテンツを最適化できるでしょう。居住地データがあれば、PR活動のエリアを絞り込むことも可能です。

データは単に集計するだけでなく、グラフや表で可視化し、関係者に共有できる形に整えることが大切です。

セキュリティとプライバシーへの配慮

デジタルアンケートでは個人情報を扱うことが多いため、セキュリティ対策は必須です。回答データは暗号化され、安全に管理されるツールを選びましょう。

また、アンケートの冒頭で利用目的を明示し、個人情報の取り扱いに関する同意を得ることも忘れてはいけません。信頼性の高い運営を心がけることで、回答率の向上にもつながります。

よくある課題と解決策

ここでは、来場者アンケートのデジタル化を進める際に直面しやすい課題と、それぞれの解決策を紹介します。

課題1:高齢の来場者が対応できない

スマートフォンの操作に不慣れな高齢者の方には、タブレット端末を用意してスタッフがサポートする体制を整えるとよいでしょう。また、どうしても難しい場合に備えて、ごく少数の紙アンケートを併用する方法もあります。

ただし、操作が簡単なフォーム設計を心がければ、多くの場合は高齢者でも問題なく回答できます。文字サイズを大きくし、ボタンを押しやすくするだけでも効果的です。

課題2:回答率が思ったより伸びない

設置場所やタイミングを見直しましょう。受付時や退場時、休憩エリアなど、来場者が立ち止まる場所にQRコードを設置すると回答率が上がります。

また、スタッフからの声かけも有効です。「2分で終わるアンケートにご協力ください」と具体的な時間を伝えるだけで、協力してもらいやすくなるでしょう。

課題3:集計結果の活用方法が分からない

データを集めても、活用できなければ意味がありません。まずは基本的な集計(年齢層別、満足度の平均値、人気コンテンツのランキングなど)から始めましょう。

Excel形式でエクスポートし、グラフを作成すれば視覚的に分かりやすくなります。次回のイベント企画会議で資料として共有することで、データドリブンな意思決定が可能になります。

課題4:導入コストや準備期間が心配

無料のツールを使えば、初期費用をほぼゼロで始められます。準備期間も、シンプルなアンケートなら1〜2週間あれば十分です。

初めての場合は小規模なイベントで試験的に導入し、運用に慣れてから本格展開するとリスクを抑えられます。

来場者アンケートのデジタル化を支援するツール

来場者アンケートのデジタル化を進める際、単にアンケート機能だけでなく、イベント全体の参加促進やデータ活用までサポートしてくれるツールがあると便利です。

そのような課題を解決するツールとして、「でらっくじ」があります。スマホで完結するデジタルくじサービスで、アンケート回答後にくじ引きを楽しめる仕組みを組み込むことが可能です。

アンケート単体ではなく、楽しみながら参加できる体験設計によって回答率を大幅に向上させられます。参加者データは自動集計され、年齢・性別・居住エリアといった属性情報も収集できるため、次回以降のマーケティングに活用しやすいのが特徴です。

企画から広報物制作、運営事務局まで一括サポートが可能で、初めてデジタル化に取り組む場合でも安心して導入できるでしょう。参加率向上と業務効率化を同時に実現したい場合は、選択肢の一つとして検討してみてください。

詳しい内容は資料ダウンロードまたはお問い合わせからご確認いただけます。

まとめ

来場者アンケートのデジタル化について、重要なポイントを振り返りましょう。

  • デジタル化によって回収率が10〜20%から30〜40%に向上し、集計作業も大幅に効率化できる
  • QRコードやURLを活用すれば、スマホから簡単にアクセスでき参加ハードルが下がる
  • アンケート設計、ツール選定、フォーム作成、設置・告知の4ステップで導入を進める
  • 回答率向上にはインセンティブ設定や複数箇所への設置が有効
  • 収集したデータは次回のイベント企画や集客戦略に活用し、改善サイクルを回す

来場者アンケートのデジタル化は、業務効率化だけでなく参加者にとっても負担の少ない仕組みです。まずは小規模なイベントで試してみて、運用を改善しながら本格展開を目指してみてください。

FAQ

Q1. アプリをインストールする必要はありますか?
不要です。Webブラウザからそのまま参加できるため、ユーザーに手間をかけません。手軽に参加できることで、イベントの参加率アップにもつながります。

Q2. どんなデータを収集できますか?
利用回数、参加行動、人気スポット、アンケート回答、年齢・性別・居住エリアといった属性情報などを収集できます。Excel形式で納品し、次回以降のマーケティングや企画改善に活用いただけます。

Q3. 短期間のイベントにも対応できますか?
可能です。展示会や週末イベントなど、数日間だけの実施にも柔軟に対応しています。

Q4. セキュリティ対策はありますか?
はい。GPSによる位置情報制限や「1日1回のみ」の利用制限などを設定可能です。さらに、景品表示法に精通した顧問弁護士と連携し、安心してご利用いただける体制を整えています。