デジタルスタンプラリーは現場で何が分かる?|担当者に聞く足を運ぶ理由
デジタルスタンプラリーの画面は、つくる側が何度もチェックしてから公開します。それでも、実際に参加した方から「この操作がよく分からない」という声が届くことがあります。
デジタルスタンプラリーをつくる側は、同じ画面を繰り返し見るうちに、初めて触る人のつまずきに気づきにくくなります。オンラインの打ち合わせや管理画面だけでは拾えないものは、どこにあるのでしょうか。
今回インタビューしたのは、でらっくじの企画から運営までを担当するコミュニティディレクター・高木美保です。
デジタルスタンプラリーとは、紙の台紙の代わりにスマートフォンを使い、各スポットでQRコードなどを読み取ってスタンプを集める周遊イベントのことです。株式会社パーが運営する名古屋発の「でらっくじ」は、参加する方がアプリをインストールせずに参加できるサービスです。スポットを巡るとポイントや景品がランダムで当たる「くじ」の要素があり、手に入れたオリジナルキャラクターをマイページでコレクションすることもできます。
現場に出ることで見えてきた参加者目線や、営業担当の高木さん自身が自社開発のシステムを理解していることの意味、機能や価格以外で評価されていると感じる瞬間について聞きました。
デジタルスタンプラリーの企画は、現地を見なければ分からないのか
オンライン会議が当たり前になり、デジタルスタンプラリーの打ち合わせも画面越しで完結させることはできます。それでも現地に足を運ぶことに、どんな意味があるのでしょうか。

―― 画面の中だけでは分からないと、高木さんが感じることはありますか。
高木 たとえば周遊イベントだと、実際にその場所を見て「ここいいな」とか「こういうところを回ってもらった方がいいな」と感じることがあります。
オンラインのミーティングも全然いいと思うんですが、お客様に直接会いに行くと、お話ししている雰囲気から「こういうのがいいんじゃないか」と見えてくるものがあるんです。お話をしながら一緒に企画を考えていくディスカッションも、やっぱり画面上だけでは分からないなと感じています。
デジタルスタンプラリーの企画は、記事の担当者に相談できます
企画が固まっていなくても大丈夫です。目的やご予算をうかがい、進め方と費用の目安をお伝えします。
つくる側が見落としやすい、参加者目線のつまずき
デジタルスタンプラリーの画面も企画も、つくった側にとっては次第に見慣れたものになっていきます。現場に出るようになって、高木さんの中で何が変わったのかを聞きました。

―― 現場に出るようになって、高木さんの考え方が変わったことはありますか。
高木 もともと現場に出るのが好きなので、考え方が変わったということはないんです。ただ、ユーザー目線で考えることについては、結構変わったかなと思います。
私たちは自分たちで作って、自分たちでチェックして、いざ本番を迎えます。何回もやっているので、「こういうものだ」というバイアスがかかって、「これで分かるだろう」と思い込んでしまうことがあるんです。でもユーザーさんからすると、「ここ難しいよね」「ここよく分からない」というところがある。そこは結構気をつけなきゃいけないと思っていて、現地を訪れたときに店舗さんや施設さんから教えてもらったりしています。
デジタルスタンプラリーのシステム会社は何で選ばれているのか
デジタルスタンプラリーのサービスを比較するとき、機能一覧や料金表は見比べやすい一方で、相談したい内容が実現できるかどうかは見えにくいものです。高木さんは、でらっくじが選ばれる理由をどう見ているのでしょうか。

―― 高木さんは、現場目線で、でらっくじが選ばれる理由は何だと思いますか。
高木 でらっくじは、仕様から私たちが作っていて、そのうえでイベントの中身もつくれます。仕組みもイベントの中身も、どちらも自分たちでやっているところが選ばれる理由なのかなと思います。でらっくじという仕組み自体を弊社で作っているというのは、他社さんだとなかなかないのかもしれません。営業部隊は別にいて、パッケージ化された仕組みだけがある、という形もあると思うんです。
―― 仕組みとイベントの中身の両方を自社で手がけていることは、クライアントにとってどんな違いになるのでしょうか。
高木 弊社の場合はどちらも自分たちでやっているので、私自身もでらっくじの仕様がめちゃくちゃ分かるんです。お客様が「こういうことをしたい」と思っても、ある程度パッケージされたものだと「その機能はありません」となってしまうことがあると思うんですが、弊社の場合はそれがないんです。
「それいいですね」とお客様からアイデアをもらって、別のお客様にも「こういう機能が追加されました」と伝えられる。これは結構、うちならではのところなんじゃないかなと思います。「こういう機能を追加しておきました」とお伝えすると、お客様も「すごいな」と感じてくださるみたいです。
いろいろなことができる反面、制限がないので、費用面のことにはなってしまうかもしれません。でも自由度が高く、自分たちでいろいろやれますし、営業部隊である私がシステムのことまでちゃんと分かっているのも大きいかなと思います。
機能や価格ではないところで、担当者が評価されていると感じる瞬間
システムの比較表には載らないところで、担当者の何が信頼につながっているのか。高木さん自身の実感を聞きました。

―― 機能でも価格でもないところで評価されていると、高木さんが感じる瞬間はありますか。
高木 先ほどの話にもつながるのですが、やっぱり私自身が現場に行く、足を運ぶというところかなと思います。ほかにもあるかもしれませんが、そのうえでシステムのこともちゃんと知っている。ちゃんと会いに行くところは評価していただけているんじゃないかなと思います。
自分の足でちゃんと訪問する、足で稼いでいく。そういうところが評価につながっているんじゃないかなと思っています。
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関連記事「デジタルスタンプラリーの次の形とは?|担当者に聞くこれからの企画」では、地域対抗や防災・健康増進との組み合わせなど、高木さんが温めている企画を聞いています。
デジタルスタンプラリーの現地対応に関するよくある質問
インタビューの内容から、システムや担当者を選ぶ段階で気になりそうな点をまとめました。
打ち合わせはオンラインでもできますか?
でらっくじでは、オンラインでの打ち合わせもできます。高木さんもオンラインのミーティングは「全然いい」と話しています。そのうえで、お客様に直接会いに行き、話している雰囲気から企画のヒントを得ることも大切にしています。
標準にない機能を追加してもらうことはできますか?
でらっくじは100%自社開発のため、ご希望に合わせたカスタマイズや追加機能の開発ができます。高木さんによると、お客様からもらったアイデアをもとに追加した機能を、別のお客様にご案内することもあるそうです。追加開発の費用は内容によって変わります。
デジタルスタンプラリーの費用の目安はどれくらいですか?
短期・シンプルな構成であれば20万円程度からです。長期のキャンペーンでは、システムに加えて景品費、キャンペーンサイト、チラシやポスターなどの販促物、事務局運営、広告出稿が加わるため金額が上がります。詳しくは料金ページをご覧ください。
担当者に現地へ来てもらうことはできますか?
高木さんは、お客様に直接会いに行くことや、周遊イベントの場所を実際に見ることを大切にしています。現地では店舗や施設から、参加者がつまずきやすい点を教えてもらうこともあるそうです。現地での打ち合わせをご希望の場合も、まずはご相談ください。ご相談はお問い合わせから受け付けており、これまでの取り組みは事例紹介でご覧いただけます。
これから相談する自治体・観光関係者へ、高木さんからのメッセージ
最後に、デジタルスタンプラリーの導入を検討している自治体・観光関係者や、商店街・施設の運営者に向けて、高木さんからメッセージをもらいました。
―― これから相談を考えている方に、高木さんが伝えたいことを教えてください。
高木 私たちは、フットワークが軽いことを売りにしているところもあります。現場の声は、現場に出ないと聞けないので、そこはこれからも大事にしていこうと思っています。
でらっくじへのご相談・資料のご請求
でらっくじの企画や運営のご相談は、記事で話をしている担当者がうかがいます。サービスの詳しい資料もお送りしています。
でらっくじについて
自治体・観光の周遊イベントに最適!名古屋発のデジタルくじ・デジタルスタンプラリー「でらっくじ」は、QRコードやURLから参加できるスマホ参加型のデジタルくじサービスです。参加する方はアプリのインストール不要。スマホひとつで参加できます。
できることは、シンプルなデジタルスタンプラリーだけではありません。
- くじ・抽選の楽しさを足せる:スポットを巡って集めたポイントで、抽選に応募したり景品と交換したり。「回るだけ」で終わらない体験をつくれます
- デザイン・演出にこだわれる:でらっくじを運営する株式会社パーは、デザインが得意なIT会社です。キャンペーンサイトやSNS動画、チラシ・ポスターまで、プロのデザイナーが世界観ごとつくります
- キャラクターを集められる:ポイントや景品と一緒にオリジナルキャラクターを獲得し、マイページでコレクションできます。「もう1か所回ろう」の動機になります
- 広報・PRまで任せられる:プレスリリース制作や取材依頼、景品グッズの企画・手配もお手伝いします
- 事務局運営まで引き受けられる:参加者からの問い合わせ対応、店舗・施設への参画依頼や説明会、景品の手配・郵送、報告書の作成まで対応します
- 100%自社開発だから柔軟:標準機能にとどまらず、ご希望に合わせたカスタマイズや追加機能の開発ができます
観光、自治体、商業施設、商店街、イベントなど、さまざまな現場で活用されています。できることの一覧はこちら。
