TOP > 自治体・観光協会の方へ

自治体・観光協会の方へ

For Local Governments

自治体や観光協会のご担当者様へ。
年度予算に合わせたスケジュールから仕様書づくり、終了後の報告書まで、まとめてお手伝いします。

自治体や観光協会の
デジタルスタンプラリー

自治体や観光協会のデジタルスタンプラリーは、年度予算に合わせた段取りが要ります。でらっくじは、予算取りの提案から終了後の報告書まで、ご担当者様と一緒に進めます。

デジタルスタンプラリーとは、スマートフォンでスポットを巡る周遊イベントのことです。参加者は紙の台紙の代わりに、QRコードなどを読み取ってポイントを集めます。でらっくじには「くじ」の要素があり、参加者はアプリをインストールせずに参加できます。

でらっくじは、名古屋市の株式会社パーが運営するサービスです。弊社パーは愛知県内54市町村、約300スポットの広域周遊などで、事務局まで担ってきました。対応エリアは全国で、名古屋と愛知が中心です。

自治体のデジタルスタンプラリーは、
いつ相談すると間に合うのか

来年度に実施するなら、予算を決める秋口の相談がひとつの目安です。相談から開始までは、内容によりますが3〜4か月ほどあると安心です。

秋口に来年度の予算を決める自治体が多くあります。実施する年度に入ってからは、開始の3〜4か月前には動き始める必要があります(関連:デジタルスタンプラリーはいつから準備する?)。

年度予算に合わせたスケジュールの例

次の表は、年度予算で実施する周遊企画の流れの目安です。実際の期間は、スポットの数や実施の期間で変わります。

時期 ご担当者様の動き 弊社パーが一緒に行うこと
前年度の秋口 来年度の予算を要求する やりたいことを盛り込んだ提案と概算のお見積もり
予算の成立後 発注の準備を進める 仕様書づくりのお手伝い、お見積書の発行、プロポーザルへの参加
開始の3〜4か月前 契約し、準備を始める ヒアリング、スポット選び、参加施設への依頼、広報物の制作
開始の直前 告知を始める 施設向け説明会、QRコードの台紙の手配、システムの設定
実施期間 進み具合を確かめる 事務局運営、参加者からの問い合わせ対応、利用状況の確認
終了後〜年度末 実績を報告する 景品の発送、利用データと報告書の納品(終了から2週間ほど)

広域でスポットが多い企画ほど、早めのご相談をおすすめします。

年度の途中や補正予算でも相談できるか

年度の途中でも、ご相談いただけます。補正予算のように、空いた予算を使うケースも多くあります(関連:デジタルスタンプラリーの自治体案件は民間とどう違う?)。

でらっくじのシステム納品は、最短5営業日程度が目安です。短期のイベントなら、年度途中からでも間に合う場合があります。

年度末に向けて気をつけることは何か

年度末は、景品の発送と報告の作業が重なりやすい時期です。報告書は、終了から2週間ほどで納品します。弊社では、景品を事前に手元に用意しておき、発送の時期に間に合うように進めています。

予算が決まっている場合、
ご担当者様はどう進めればよいのか

予算が決まっている場合は、その範囲で何を実施するかを最初に決めます。あとから内容を足すと、その分が追加の費用になるためです。

自治体からのご相談は「この予算でどこまでできますか」という形が多くあります。弊社では、最初の擦り合わせで設計を固めることを大切にしています(関連:デジタルスタンプラリーの自治体案件は民間とどう違う?)。

これから予算を取りに行く段階では、提案の考え方が変わります。弊社では、やりたいことを盛り込んだうえで、予算ぎりぎりを狙った提案をお出ししています。

弊社では、決裁に使う資料を、決裁者の方が見てすぐに分かる形にしています。

費用の目安と、予算に含めておく項目

でらっくじの費用は、短期でシンプルな構成なら20万円程度からです。自治体の企画では、内容によりますが30〜300万円程度のご依頼が多くあります。長期のキャンペーンでは、システムに加えて費用が加わります。

長期の企画では、200〜400万円程度が目安です。システムに加えて、キャンペーンサイトの制作、景品の手配、ポスターやチラシなどの販促物の制作、運営事務局の対応が必要になることが多いためです。

予算に含めるか検討したい項目は、次のとおりです。

  • 景品費と郵送費
  • キャンペーンサイト
  • チラシやポスター、QRコードの台紙などの販促物
  • 事務局運営(施設との調整、問い合わせ対応、景品の発送、報告書)
  • 広告出稿
  • デジタルマップ(追加で5万円程度から。スポットの数による)

詳しくは料金ページをご覧ください。料金ページには、周遊キャンペーンなど3つのお見積もりの例を載せています。

プロポーザルや入札、
見積もりには対応しているのか

弊社パーは、自治体の公募型プロポーザルや入札に参加できます。これまでに参加した実績もあります。

弊社パーは、すべてのご依頼で正式な見積書を発行しています。弊社パーは適格請求書発行事業者として登録済みで、インボイス対応の請求書も発行します。

お支払いは銀行振込です。後払いや検収後の請求、指定の様式の見積書など、ご担当者様のご要望に合わせて対応できます。

検討の段階では、次の材料をご用意できます。

仕様書づくりから相談できるのか

弊社パーは、ご担当者様の仕様書づくりをお手伝いできます。仕様書の案を弊社パーで作ることもできます。

何をどこまで委託するかが決まると、仕様書の項目がそろいます。

デジタルスタンプラリーの仕様書では、主に次の項目を決めます。

  • 目的と目標(参加者数などのKPI)
  • 実施期間と準備、報告の期間
  • 対象エリアとスポットの数、スポットの選び方
  • 参加方法と参加条件(QRコード、URL、NFC、1日1回などの制限)
  • 会員登録の方法と、取得する情報
  • 景品の内容と、抽選や発送の方法
  • 広報物の種類と数
  • 事務局の業務(施設との調整、問い合わせ対応、景品の発送)
  • 報告書と納品するデータ
  • 個人情報の扱い

仕様書に何を書けばよいか分からない場合も、弊社パーが一緒に整理します。

でらっくじには、
どこまで委託できるのか

でらっくじには、システムだけでなく、広報と事務局まで委託できます。必要な業務だけを選ぶこともできます。

弊社パーは、参加していただく施設やお店を集めるところからお手伝いします。これまでの企画で参加いただいた1,000以上のスポットに、お声がけすることもできます。

区分 委託できる主な業務
システム 画面の設定、景品や確率の設定、参加条件の設定、多言語の切り替え、独自ドメインでの公開
デザイン 画面デザイン、演出の動画、キャラクターの制作
広報とPR キャンペーンサイト、チラシ、ポスター、QRコードの台紙、SNS画像や動画、プレスリリース、取材の依頼
事務局 店舗や施設への参画依頼、説明会、運営マニュアル、参加者からの問い合わせ対応、景品の手配と郵送、報告書
法務の確認 景品表示法にかかる資料作成、顧問弁護士への相談

業務の一覧は、でらっくじの機能にまとめています。

終了後の報告(KPIレポート)では、
何が分かるのか

弊社パーは、終了から2週間ほどで実施報告書を納品します。参加の結果や参加者の属性、広報の取り組み、次回への提案までまとめます。

報告書には、ご要望に応じて欲しい内容を入れられます。集計データはExcelでもお渡しします。

報告書の構成の例

次の章立ては、弊社の報告書の構成の例です。企画によって、入る章は変わります。

  1. キャンペーン概要:要旨、メインターゲット、実施期間、景品の概要
  2. イベント概要:参加の流れ、登録者数と応募数、景品の応募の内訳
  3. 運営事務局:実施した内容、参加者への対応
  4. プロモーション活動
  5. インフルエンサー施策
  6. テレビやラジオでの広報
  7. 地域イベントへの参加
  8. システムとデジタルくじの概要:ポイントの設定、画面
  9. 実施結果:利用の結果、参加者の属性(性別、年代、都道府県)、エリアをまたいだ利用、アンケート
  10. キャンペーンサイトの分析:月別の推移、流入の経路、使われた端末
  11. コアユーザーの分析
  12. 考察と総評:スポット別の利用状況など
  13. 今後の提案:システムと使いやすさ、プロモーション、コンテンツと施策、スポットの戦略、周遊ルート

報告に使える主なデータ

報告書と集計データでは、主に次の内容が分かります。

  • 全体の利用数と会員登録の数
  • スポットごとの利用数(人気のスポット、時間帯)
  • 景品への応募の数
  • 参加者の属性(年代、性別、居住エリアなど)
  • アンケートの回答
  • 利用回数や参加の行動

たとえば名古屋市内ホテル向け外国人観光客アンケートでは、国別やホテル別の傾向を分析しました。名古屋を訪れる前後の滞在地として、高山や白川郷、東京、伊勢志摩などが多いことも分かりました。

旅ろっ!愛知×ぐるっとツアーでは、100スポット以上を周遊した参加者が20名以上いたことが報告されています。

KPIは、いつ、どう決めるのか

KPIは、最初の擦り合わせの段階で決めます。目標値が最初から細かく決まっている自治体もあれば、決まっていない自治体もあります(関連:デジタルスタンプラリーの自治体案件は民間とどう違う?)。

開催中は、弊社パーがユーザー数とスポットごとのQRコード読み込み数を毎日確認します。途中で景品への応募が積み上がっているかも、企画が機能しているかの目安にしています(デジタルスタンプラリー初日、運営は現場に張り付くのか)。

自治体と観光の事例には、
どんなものがあるのか

でらっくじは、名古屋と愛知の自治体や観光団体の企画で使われています。広域の周遊から、1日だけの啓発イベントまであります。

  • 旅ろっ!愛知×ぐるっとツアー:主催は愛知・名古屋観光誘客協議会です。愛知県内54市町村、約300スポットの広域周遊で、弊社パーは参加施設への参画依頼や説明会、景品の発送まで担いました。
  • AICHI WORLD TOUR:主催は愛知・名古屋観光誘客協議会です。愛知県内54市町村、約330スポットで開催します。期間は2026年7月25日から2027年2月28日までです。
  • 名古屋ぐるっとツアー:公益財団法人 名古屋観光コンベンションビューローの主催です。名古屋市内の約120スポットを巡り、名古屋観光デジタルマップと連携しました。
  • なごや全力応援!まちめぐりラリー:主催は一般社団法人 名古屋スポーツコミッションです。名古屋市内のスポットを巡り、スタンプ2か所で応募できます。
  • 中川運河松重閘門エリア:名古屋市が実施した社会実験です。4スポットを巡るデジタルスタンプラリーに、約100名が参加しました。
  • 食品ロス削減リバーパーク in 岡崎:愛知県が主催した啓発イベントです。24ブースを巡る仕組みで、合計参加は約4,000件でした。
  • 名古屋市内ホテル向け外国人観光客アンケート:名古屋観光コンベンションビューローのホテルアンケート業務です。回答の特典として、名古屋刀剣博物館のチケットを用意しました。

名古屋と愛知の事例は、名古屋・愛知のデジタルスタンプラリー事例まとめでも詳しく紹介しています。終わった企画は、終了から1か月以内に事例紹介へ載せています。

謎解きの要素を組み合わせた周遊企画にも対応しています。謎解きとスタンプラリーの違いは、謎解きイベントとスタンプラリーの違いと選び方を解説で紹介しています。

自治体の企画で気になる点に、
でらっくじはどう対応しているのか

でらっくじは、不正参加の防止や外国語、景品表示法、個人情報の扱いに対応しています。高齢の参加者が多い企画にも、紙のマップとの併用などで対応します。

気になる点 でらっくじの対応
不正な参加 GPSによる位置情報の制限、1日1回などの回数制限、その日だけ使えるパスワード
外国人の参加者 日本語と英語の切り替えが標準。ほかの言語は別途お見積もりで追加
景品表示法 景品表示法に詳しい顧問弁護士と連携
自治体らしい見え方 独自ドメインでの公開。地域のキャラクターを使った画面デザイン
高齢の参加者 電話番号などでの簡単な会員登録。紙のマップとの併用もおすすめ
店舗や施設の負担 店舗側の対応は基本的に掲示物の設置のみ。問い合わせは事務局が受ける
翌年の継続 前回のシステムを保管し、翌年以降に再利用できる
個人情報 弊社パーの Dropbox で保管し、アクセスを管理。終了から6か月以内を目安に削除

2024 円頓寺商店街 宝くじキャンペーンでは、スマートフォン参加型の施策が高齢層にもスムーズに受け入れられたと報告されています。

参加者の個人情報は、どう扱っているのか

弊社パーは、参加者の個人情報を弊社パーの Dropbox で保管し、アクセスを適切に管理しています。作業に使うパソコンには、セキュリティソフトを入れています。

住所や電話番号などの個人情報は、景品の発送と問い合わせ対応が終わったら削除します。目安は、キャンペーン終了から6か月以内です。

削除の時期にご指定があれば、その期間に合わせます。残してほしい場合は、残しておくこともできます。個人が分からない集計データは、次回の企画のために残せます。

自治体案件の進め方は、担当者インタビューでも詳しく話しています。

自治体と観光協会のデジタルスタンプラリーに
関するよくある質問

来年度にデジタルスタンプラリーを実施したい場合、いつ相談すればよいですか?

自治体では秋口に来年度予算を決めることが多いため、この時期の相談がひとつの目安です。予算取りに向けて、やりたいことを盛り込んだ提案と概算のお見積もりをお出しします。

予算がすでに決まっていても相談できますか?

相談できます。決まった予算の範囲で何を実施するかを、最初の擦り合わせで決めていきます。あとから内容を足すと追加の費用になるため、最初に設計を固めることを大切にしています。

公募型プロポーザルや入札に参加してもらえますか?

参加できます。弊社パーは、自治体の公募型プロポーザルや入札に参加した実績があります。後払いや検収後の請求、指定の様式の見積書にも対応できます。

仕様書を作る前から相談できますか?

弊社パーは、ご担当者様の仕様書づくりをお手伝いできます。仕様書の案を弊社パーで作ることもできます。

終了後の報告書は作ってもらえますか?

作成できます。弊社パーは、終了から2週間ほどで実施報告書を納品します。ご要望に応じて、欲しい内容を報告書に入れられます。

参加者の個人情報は、いつ削除されますか?

住所や電話番号などの個人情報は、景品の発送と問い合わせ対応が終わったら削除します。目安はキャンペーン終了から6か月以内です。ご指定の期間に合わせることも、残しておくこともできます。

外国人観光客も参加できますか?

参加できます。でらっくじの画面は、標準で日本語と英語を切り替えられます。中国語や韓国語などほかの言語も、別途お見積もりで追加できます。

費用はどれくらいかかりますか?

短期でシンプルな構成なら、20万円程度からです。長期のキャンペーンでは、景品費やキャンペーンサイト、販促物、事務局運営、広告出稿が加わり、200〜400万円程度が目安です。自治体の企画では、30〜300万円程度のご依頼が多くあります。詳しくは料金ページをご覧ください。