デジタルスタンプラリーの次の形とは?|担当者に聞くこれからの企画
スポットを回ってスタンプを集め、景品に応募して、おしまい。
デジタルスタンプラリーというと、この流れを思い浮かべる方が多いかもしれません。でも、仕組みの組み合わせ次第で、地域の楽しみ方はもっと広げられそうです。
今回インタビューしたのは、でらっくじの企画から運営までを担当するコミュニティディレクター・高木美保です。
デジタルスタンプラリーとは、紙の台紙の代わりにスマートフォンを使い、各スポットでQRコードなどを読み取ってスタンプを集める周遊イベントのことです。株式会社パーが運営する名古屋発の「でらっくじ」は、参加する方がアプリをインストールせずに参加できるサービスです。スポットを巡るとポイントや景品がランダムで当たる「くじ」の要素があり、手に入れたオリジナルキャラクターをマイページでコレクションすることもできます。
高木さんが今温めているアイデアや機能の組み合わせ方、地域対抗の企画、そしてこれから一緒に取り組んでみたいクライアントについて聞きました。
身近な仲間と組む「巡る」企画のアイデア
新しい企画の種は、仕事の打ち合わせの場だけにあるとは限りません。高木さんが今温めているアイデアを聞きました。

―― 高木さんが今温めているアイデアはありますか。
高木 まだちゃんとしたアイデアという形にはなっていないんですが、今、契約などが発生していない人たちとも、結構たくさんお友達としてつながっています。たとえば、私たちが所属させていただいていて、住所にもなっているなごのキャンパスには、いろいろな知り合いの方がいらっしゃいます。その中にはモビリティをやっている会社さんもいるので、そういう会社さんと一緒に巡るような企画だったり、今一緒にいる場所で、その人たちと一緒に仕事ができたりするといいなと思っています。
デジタルスタンプラリーの企画は、記事の担当者に相談できます
企画が固まっていなくても大丈夫です。目的やご予算をうかがい、進め方と費用の目安をお伝えします。
デジタルスタンプラリーにクーポンや抽選を組み合わせると何ができるのか
デジタルスタンプラリーの仕組みは、スタンプを集めるためだけのものではありません。周遊だけで終わらせない使い方を、高木さんはどう考えているのでしょうか。

―― 機能の組み合わせについて、高木さんが面白いと感じているアイデアを教えてください。
高木 でらっくじ以外でやっているシステムもあって、それと組み合わせたらめちゃくちゃ面白いなと思ったりしています!たとえば、ハロウィンラリーでやっているようなものを全部QRコード化して、最後の抽選は「わざわざここに来なくてもいいよね」という形があってもいいのかな、と思ったりもします。ただ、子ども向けなので、実際には難しいと思います。
せっかくクーポンの配布や抽選機能もあるので、周遊だけではなく、そういう機能を組み合わせて使えるといいかなと思います。
高木さんの話に出た「ハロウィンラリー」は、子どもたちが仮装して保護者の方と一緒に名古屋の街なかの加盟店舗を巡り、お菓子をもらう回遊型のイベント「名古屋ハロウィンラリー」のことです。株式会社パーは運営メンバーとして参加していて、公式サイトとデジタルマップの制作も担当しています。
地域対抗・商店街対抗のデジタルスタンプラリーは実現できるのか
でらっくじは、名古屋の円頓寺商店街で2024 円頓寺商店街 宝くじキャンペーンや2025 円頓寺商店街 年末BIG宝くじにも取り組んできました。商店街どうし、地域どうしで競い合うデジタルスタンプラリーは、周遊イベントにどんな変化をもたらすのでしょうか。

―― 地域でこういうことができたら面白い、と高木さんが思うことを聞かせてください。
高木 今進めているものに近いんですが、店舗さんごとにいろいろなことをやっても面白いのかもしれません。先ほどの話にもつながるのですが、ポイントで競わせるのはやっぱり面白いなと思っていて、今AICHI WORLD TOURでもやっています。
それを地域対戦にしてもいいかもしれません。私たちがいる円頓寺商店街と別の商店街の対抗戦とか、チーム対抗戦があっても面白いかもしれないですね。
防災・健康増進・インバウンドまで、高木さんが一緒に取り組みたい相手
周遊イベントは観光や商業の盛り上げだけでなく、地域の課題に向き合う手段にもなり得ます。高木さんが見据える、この先の広がりを聞きました。

―― 高木さんは、楽しさや競い合い以外に、地域のために組み合わせてみたいテーマはありますか。
高木 今のでらっくじでは難しいかもしれませんが、健康増進や防災のようなテーマと組み合わせても、地域貢献になるんじゃないかなと思います。
―― 高木さんがこれから一緒にやってみたいのは、どんなクライアントですか。
高木 今で言うと、やっぱり地域住民の方や地域に根付いたところもそうですし、それこそ防災のような分野ですね。行政に近いところなのかなと思います。
あとは、でらっくじはでらっくじでやっているんですが、別でインバウンド向けのシステムなども作っているので、それとでらっくじを組み合わせてやっていけたらと思っています。インバウンド系の会社さんとも一緒にやれたらいいですね。
関連記事「デジタルスタンプラリーの伴走役とは?|担当者に聞くコミュニティディレクターの仕事」では、高木さんの肩書きの意味や1日の動き方を聞いています。
関連記事「デジタルスタンプラリーは現場で何が分かる?|担当者に聞く足を運ぶ理由」では、参加者目線や自社開発のシステムを営業担当が理解していることの意味を聞いています。
これからのデジタルスタンプラリー企画に関するよくある質問
インタビューの内容から、新しい企画を考えている方が気になりそうな点をまとめました。
商店街どうしや地域どうしで競うスタンプラリーはできますか?
高木さんは、ポイントで競う仕組みを地域対戦や商店街対抗、チーム対抗戦に広げるアイデアを温めています。でらっくじは100%自社開発のため、標準機能にない仕組みもカスタマイズや追加開発で検討できます。具体的な形はお問い合わせからご相談ください。
スタンプラリーにクーポンや抽選を組み合わせられますか?
でらっくじにはクーポン配布や抽選の機能があり、高木さんも周遊だけでなく、こうした機能を組み合わせて使えるとよいと話しています。スポットを巡って集めたポイントで抽選に応募するなど、「回るだけ」で終わらない体験をつくれます。
防災や健康増進をテーマにした企画にも使えますか?
高木さんは、健康増進や防災と組み合わせることで地域貢献につながると考えています。現在の標準機能だけでは難しい部分もあるかもしれませんが、でらっくじは自社開発のため、内容に応じたカスタマイズで実現方法を検討できます。
外国人観光客向けのデジタルスタンプラリーにも対応できますか?
でらっくじには翻訳機能があり、最初から英語で表示する設定もできます。英語のほか、中国語(簡体字・繁体字)や韓国語などにも対応でき、対応言語の追加は別途お見積もりです。これまでに名古屋市内ホテル向け外国人観光客アンケートにも活用されています。
地域で企画を考える方へ、高木さんからのメッセージ
最後に、デジタルスタンプラリーの導入を検討している自治体・観光関係者や、商店街・施設の運営者に向けて、高木さんからメッセージをもらいました。
―― これから新しい企画を考える方に、高木さんから伝えたいことはありますか。
高木 私たちがお手伝いをすることで、その方が解決できることがあればと思っています。それがちゃんとお仕事につながっていくように、これからも頑張っていきたいと思います。
でらっくじへのご相談・資料のご請求
でらっくじの企画や運営のご相談は、記事で話をしている担当者がうかがいます。サービスの詳しい資料もお送りしています。
でらっくじについて
自治体・観光の周遊イベントに最適!名古屋発のデジタルくじ・デジタルスタンプラリー「でらっくじ」は、QRコードやURLから参加できるスマホ参加型のデジタルくじサービスです。参加する方はアプリのインストール不要。スマホひとつで参加できます。
できることは、シンプルなデジタルスタンプラリーだけではありません。
- くじ・抽選の楽しさを足せる:スポットを巡って集めたポイントで、抽選に応募したり景品と交換したり。「回るだけ」で終わらない体験をつくれます
- デザイン・演出にこだわれる:でらっくじを運営する株式会社パーは、デザインが得意なIT会社です。キャンペーンサイトやSNS動画、チラシ・ポスターまで、プロのデザイナーが世界観ごとつくります
- キャラクターを集められる:ポイントや景品と一緒にオリジナルキャラクターを獲得し、マイページでコレクションできます。「もう1か所回ろう」の動機になります
- 広報・PRまで任せられる:プレスリリース制作や取材依頼、景品グッズの企画・手配もお手伝いします
- 事務局運営まで引き受けられる:参加者からの問い合わせ対応、店舗・施設への参画依頼や説明会、景品の手配・郵送、報告書の作成まで対応します
- 100%自社開発だから柔軟:標準機能にとどまらず、ご希望に合わせたカスタマイズや追加機能の開発ができます
観光、自治体、商業施設、商店街、イベントなど、さまざまな現場で活用されています。できることの一覧はこちら。
