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社員blog
2026/10/15

デジタルスタンプラリーの離脱はどこで起きる?|担当者に聞く入力項目の減らし方

「ゲームは面白かった。でも、ここで登録かあ」。

楽しんでもらえたはずの参加者が、登録やアンケートの画面で「まあいいや」と手を止めてしまう。デジタルスタンプラリーを企画する側にとっては、もったいない瞬間です。

今回インタビューしたのは、でらっくじのキャンペーン現場を担当するコミュニティディレクター・高木美保です。

デジタルスタンプラリーとは、紙の台紙の代わりにスマートフォンを使い、スポットに置かれたQRコードを読み取るなどしてスタンプを集めながら、複数の場所を巡る周遊イベントのことです。名古屋発の「でらっくじ」は、そこに「くじ」の要素を加えたサービスで、スポットを巡るとポイントや景品がランダムで当たり、オリジナルキャラクターをマイページでコレクションできます。参加する方はアプリのインストール不要で、QRコードやURLから参加できます。

この記事では、参加者の手が止まりやすい場所と、アンケートや登録項目の減らし方、外国人観光客の参加で気をつけたい点について話を聞きました。

デジタルスタンプラリーで参加者が離脱しやすいのはどこか

参加者がどこで離れていくかを知っておくと、画面の流れや入力項目を設計する段階で手を打てます。でらっくじでは会員登録をニックネームだけで済む形にするなど入力の手間を減らしてきましたが、それでも参加者の手が止まる場面はゼロにはなりません。

パソコンの画面を確認する高木さん

―― 高木さんが見てきた中で、参加者の手が止まるのはだいたいどこですか。

高木 本当に、登録のところですね。一度ゲームをやってみて「面白いじゃん」となって、でも「簡易登録なのかー」というところで、「まあいいや」「めんどくさいや」となるのは実際にあります。そこは結構あるなと感じています。

関連記事「デジタルスタンプラリーは高齢者も使える?」では、会員登録をニックネームだけにした経緯を聞いています。

アンケートと抽選はどの順番で組み立てるか

デジタルスタンプラリーで参加者の属性や感想を集めたいとき、アンケートは欠かせない仕組みです。ただ、入力のお願いを画面の流れのどこに置くかは、主催者が悩みやすいところです。

ホワイトボードに書き出しながら企画を考える高木さん

―― アンケートを取りたい場合、高木さんはどんな流れにするのがよいと考えていますか。

高木 例えば「アンケートに答えないと抽選ができません」という場合は、アンケートを先にして、答えたら抽選ができる、という流れは結構いいかなと思います。

ただ、アンケートの質問数が多いと、やっぱり「めんどくさいや」となりがちです。なので離脱を減らすために、なるべく質問数を減らしたり、登録の項目も減らしたりするように変えてきています。

デジタルスタンプラリーのアンケート項目はどこまで減らせるのか

とはいえ、デジタルスタンプラリーの主催者には「これだけは知りたい」という情報もあります。必要な情報を残しながら、参加者の手間をどう抑えるのかを聞きました。

資料を見ながらパソコンで作業する高木さん

―― 主催者にどうしても欲しい情報があるとき、高木さんは入力項目をどう工夫していますか。

高木 例えば郵便番号ですね。応募者がどこから来ているのかを知りたい場面があります。その場で抽選する形式だと、応募フォームで住所をいただくことがないので、どこから来たのかを分かりたいというときは、最初に郵便番号だけ入れてもらって、あとはニックネームでログインする、という形もあります。いろいろやり方はあるかなと思います。

ほかにも、ポチポチと押すだけでできるように、プルダウンで「名古屋市内なのか市外なのか」を選ぶだけにするとか。選択式にして文章を打ち込まなくてもいいように、アンケートの種別を手軽なものに変えたりしています。

外国人観光客が参加するときの壁は言語だけなのか

デジタルスタンプラリーに外国人観光客の参加を見込む自治体や観光協会にとって、翻訳があれば十分なのかは気になる点です。

英語表記が併記された名古屋駅の案内標識

―― 外国人観光客には、言語以外にどんな壁があると高木さんは感じていますか。

高木 でらっくじには基本的に翻訳機能がついているので、その言語に合わせて翻訳を切り替えていただければ参加できます。ただ、最初に日本語で表示されると「日本語だ」となることがあるので、そこは壁になるのかなと思います。とはいえ、最初から英語で表示するように変えることもできるので、そこまでの壁ではないのかなと。

あとは施設に行くときですね。マップも弊社で作っていて、マップも言語を選択できるので、言語を変えてもらえば大丈夫なんですが、実際にその場所を探すときに、施設側に英語の表記がなかったりすると、少し難しいということはあるかもしれません。

でも、基本的に外国の方にも参加していただいているサービスなので、そこまで大きな壁があるとは感じていません。

※ でらっくじの表示言語は、お客様のご要望に応じて、英語だけでなく、中国語(簡体字・台湾向けの繁体字)、韓国語、フランス語など、ご要望に応じた言語に対応できます(対応言語の追加は別途お見積もりとなります)。

関連記事「デジタルスタンプラリーの参加者は何に喜ぶ?」では、子ども連れの家族の反応や、現場で「刺さった」と感じた瞬間を聞いています。

デジタルスタンプラリーの離脱とアンケートに関するよくある質問

インタビューの内容をもとに、入力項目や多言語対応について寄せられやすい疑問をまとめました。実際の画面の流れは体験デモで確認できます。導入例は事例紹介、ご相談はお問い合わせからどうぞ。

アンケートは抽選の前と後、どちらに置くのがよいですか?

アンケートへの回答を抽選の条件にする場合、高木さんはアンケートを先にして、答えたら抽選ができる流れがよいと話しています。ただし質問数が多いと「めんどくさい」と感じられやすいため、なるべく数を絞るようにしています。

参加者がどこから来たかを知りたい場合はどうすればよいですか?

最初に郵便番号だけを入力してもらい、あとはニックネームでログインする形があります。プルダウンで「名古屋市内か市外か」を選ぶだけにするなど、選択式で手軽に答えられる形にする方法もあります。

外国人観光客もデジタルスタンプラリーに参加できますか?

でらっくじには翻訳機能があり、最初から英語で表示するよう変えることもできます。表示言語は、英語だけでなく、中国語(簡体字・台湾向けの繁体字)、韓国語、フランス語など、ご要望に応じた言語に対応できます(対応言語の追加は別途お見積もりとなります)。マップも言語を選択できます。ただし、施設側に英語の表記がないと現地で場所を探しにくい場合があると高木さんは話しています。

登録を簡単にしても、離脱は起きますか?

ニックネームだけで登録できる形にしても、ゲームを楽しんだあとの登録の場面で「まあいいや」と手が止まる参加者はいます。そのため、でらっくじでは登録項目やアンケートの質問数をなるべく減らす工夫を続けています。

高木さんから参加者の離脱や多言語対応に悩む自治体・観光関係者へ

最後に、参加者の離脱や外国人観光客への対応を気にする自治体や観光関係者に向けて、高木さんからメッセージをもらいました。

―― 外国人観光客を含め、さまざまな参加者を想定している自治体や観光関係者の方に、高木さんから伝えたいことはありますか。

高木 外国の方にも基本的に参加していただいているサービスなので、そこまで大きな壁はないと感じています。

どうしても欲しい情報がある場合も、郵便番号だけを最初に入れてもらうとか、選択式にするとか、いろいろやり方はあるかなと思います。

でらっくじについて

自治体・観光の周遊イベントに最適!名古屋発のデジタルくじサービス「でらっくじ」は、QRコードやURLから参加できるスマホ参加型のデジタルくじサービスです。参加する方はアプリのインストール不要。スマホひとつで参加できます。

できることは、シンプルなデジタルスタンプラリーだけではありません。

  • くじ・抽選の楽しさを足せる:スポットを巡って集めたポイントで、抽選に応募したり景品と交換したり。「回るだけ」で終わらない体験をつくれます
  • デザイン・演出にこだわれる:でらっくじを運営する株式会社パーは、デザインが得意なIT会社です。キャンペーンサイトやSNS動画、チラシ・ポスターまで、プロのデザイナーが世界観ごとつくります
  • キャラクターを集められる:ポイントや景品と一緒にオリジナルキャラクターを獲得し、マイページでコレクションできます。「もう1か所回ろう」の動機になります
  • 広報・PRまで任せられる:プレスリリース制作や取材依頼、景品グッズの企画・手配もお手伝いします
  • 事務局運営まで引き受けられる:参加者からの問い合わせ対応、店舗・施設への参画依頼や説明会、景品の手配・郵送、報告書の作成まで対応します
  • 100%自社開発だから柔軟:標準機能にとどまらず、ご希望に合わせたカスタマイズや追加機能の開発ができます

観光、自治体、商業施設、商店街、イベントなど、さまざまな現場で活用されています。できることの一覧はこちら。

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