デジタルスタンプラリーの参加者は何に喜ぶ?|担当者に聞く現場の声
「ずっと名古屋に住んでいたのに、こんな場所があったなんて知らなかった」。
名古屋市で開催したデジタルスタンプラリーで、参加者から届いた感想です。名前は聞いたことがあっても、実際には足を運んだことがない場所。そんな場所は、身近なところにも意外とあるのではないでしょうか。
今回インタビューしたのは、でらっくじのキャンペーン現場を担当するコミュニティディレクター・高木美保です。
デジタルスタンプラリーとは、紙の台紙の代わりにスマートフォンを使い、スポットに置かれたQRコードを読み取るなどしてスタンプを集めながら、複数の場所を巡る周遊イベントのことです。名古屋発の「でらっくじ」は、そこに「くじ」の要素を加えたサービスで、スポットを巡るとポイントや景品がランダムで当たり、オリジナルキャラクターをマイページでコレクションできます。参加する方はアプリのインストール不要で、QRコードやURLから参加できます。
この記事では、高木さんのもとに届く参加者の感想や、想定外に喜ばれたこと、子ども連れの家族の反応、そして現場で「刺さった」と感じた瞬間について話を聞きました。
デジタルスタンプラリーの参加者から届いた感想
導入を検討する自治体や観光協会にとって、参加者がイベントをどう受け止めたかは、企画の手応えを測る材料になります。高木さんは、印象に残っている声として、ある周遊イベントの話を挙げました。

―― 高木さんのもとには、参加者からどんな感想が届きますか。
高木 印象に残っているものを一つ挙げると、以前、名古屋市で行っている名古屋ぐるっとツアーを実施させていただいたときの声です。参加者は通勤の方や住民の方が中心で、観光客の方も少しいらっしゃいましたが、基本的には名古屋市内の方が多いイベントでした。
その中で印象に残っているのが、「ずっと名古屋に住んでいたのに、こんな場所があったなんて知らなかった」という感想です。名前は聞いたことがあっても、イベントがあったからついでに足を運んでみたら、意外と楽しかった。そういう声がありました。
名前は聞いたことがあっても行ったことがない、という人は多分いると思うんですよね。だからこの感想は印象に残っています。
地元に住む人にとって周遊イベントは何が楽しいのか
デジタルスタンプラリーや周遊イベントは、観光客を呼び込む施策として語られることが多くあります。では、その地域に住む人にとっては、どんな体験になっているのでしょうか。

―― 高木さんが「参加者に想定外に喜ばれた」と感じるのは、どんな点ですか。
高木 先ほどの話にもつながるのですが、住んでいる方が意外にも知らなかった場所に出会えるところは、想定外だったなと思います。なので、こういった活動は地元の人たちにも参加してもらえるきっかけになるのかなと感じています。
「楽しかったので、イベント以外でもまた行こうかなと思います」という声は、参加してくださる施設の皆さんにとっても良かった点になると思いますし、もちろん参加者にとっても良かった点です。そこはポイントとしていいなと感じています。
子ども連れの家族はデジタルスタンプラリーをどう楽しんでいるのか
家族連れの参加を見込む企画では、子どもが飽きずに楽しめるかどうかが気になるところです。高木さんは、現場で子どもの反応を直接見たことがあるといいます。

―― 高木さんから見て、子ども連れのご家族は現場でどのように動いていますか。
高木 お子さん連れの方は、最初にQRコードを読み込んだあとに出てくる動画、アニメーションのギミックのところを見て、お子さんが「おー、すげー、かっけー!」と反応しているのを直接見たことがあります。
それで「もう一回見たい」となるんですが、もう一回はできないので、「じゃあ次のところに行ってみようか」という流れになるんです。それを見ると作った甲斐があるなと思いますし、私としては「やったぜ」という気分になります。
高木さんが参加者の反応に「刺さった」と感じた瞬間
デジタルスタンプラリーを届ける側にとって、参加者の反応を目の前で見られる場面は、企画を見直すうえでも貴重です。高木さんが現場で手応えを感じた場面を聞きました。

―― 参加者の反応を目の前で見て、高木さんが「刺さった」と感じたのはどんな瞬間ですか。
高木 先ほども少しお伝えしましたが、お子さんが動画を見て「すごい、かっけー」と言ったときは、もう刺さったなと思いました。
外で受付をして実施することもあって、つい最近、アンケートの機能を使って抽選を行う企画がありました。「設問数多いね」という声もあったんですが、動画を見て「すごい」とか、「あ、当たった」というのを実際に感じてくれるところは、刺さっているなと思います。
「いいね、これ」という感じでやってくださるのは、「スマホでできるんだ、手軽じゃん」とか、「メールアドレスとか取られないんだ、いいね」というところで、そこは刺さっていると感じています。
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デジタルスタンプラリーの参加者に関するよくある質問
インタビューの内容をもとに、導入を検討する方から寄せられやすい疑問をまとめました。実際の導入例は事例紹介で、具体的なご相談はお問い合わせから受け付けています。
デジタルスタンプラリーは観光客向けの企画ですか?
観光客だけでなく、地元の住民にも参加されています。名古屋ぐるっとツアーでは、通勤の方や住民の方など名古屋市内の参加者が多く、「ずっと住んでいたのに知らなかった場所があった」という声が届きました。
イベントをきっかけに、参加者が施設を再訪することはありますか?
参加者からは「楽しかったので、イベント以外でもまた行こうかなと思う」という声が届いています。高木さんは、施設側にとっても参加者にとっても良い点だと話しています。
子どもも楽しめる仕掛けはありますか?
QRコードを読み込んだあとに流れるアニメーションの演出に、子どもが「かっけー」と反応する様子を高木さんは現場で見ています。その場でもう一度見ることはできないため、「次のところに行ってみよう」という流れにつながることもあります。
参加者はメールアドレスを登録する必要がありますか?
最近はニックネームを入力するだけで登録できる形にしています。参加者からは「メールアドレスを取られないのがいい」という反応もあります。
高木さんから周遊イベントを企画する自治体・観光関係者へ
最後に、地域でデジタルスタンプラリーを企画する自治体や観光関係者に向けて、高木さんからメッセージをもらいました。
―― 周遊イベントの導入を検討している自治体や観光関係者の方に、高木さんから伝えたいことはありますか。
高木 名前は聞いたことがあっても行ったことがない、という人は多分いると思うんですよね。こういった活動は、地元の人たちにも参加してもらえるきっかけになると感じています。
でらっくじについて
自治体・観光の周遊イベントに最適!名古屋発のデジタルくじサービス「でらっくじ」は、QRコードやURLから参加できるスマホ参加型のデジタルくじサービスです。参加する方はアプリのインストール不要。スマホひとつで参加できます。
できることは、シンプルなデジタルスタンプラリーだけではありません。
- くじ・抽選の楽しさを足せる:スポットを巡って集めたポイントで、抽選に応募したり景品と交換したり。「回るだけ」で終わらない体験をつくれます
- デザイン・演出にこだわれる:でらっくじを運営する株式会社パーは、デザインが得意なIT会社です。キャンペーンサイトやSNS動画、チラシ・ポスターまで、プロのデザイナーが世界観ごとつくります
- キャラクターを集められる:ポイントや景品と一緒にオリジナルキャラクターを獲得し、マイページでコレクションできます。「もう1か所回ろう」の動機になります
- 広報・PRまで任せられる:プレスリリース制作や取材依頼、景品グッズの企画・手配もお手伝いします
- 事務局運営まで引き受けられる:参加者からの問い合わせ対応、店舗・施設への参画依頼や説明会、景品の手配・郵送、報告書の作成まで対応します
- 100%自社開発だから柔軟:標準機能にとどまらず、ご希望に合わせたカスタマイズや追加機能の開発ができます
観光、自治体、商業施設、商店街、イベントなど、さまざまな現場で活用されています。できることの一覧はこちら。
